大会概要です。
[大会名]第18回KQA杯 Re-Boot!
[日時]2024年5月4日(土・祝)
[会場]江戸川区立葛西区民館
[レギュレーション]2001年4月2日以降に生まれた方
[定員]300名
[参加費]中高生:なし それ以外:1000円
[注意事項] ①中高生に対してペーパー通過の優遇枠を設けます。
②順位判定に際して歴を参照します(長い方が有利)。
スタッフ挨拶の最後、大会長による挨拶です。
お久しぶりです。東京大学3年の鈴木叡智と申します。
2020年3月および5月の開催が中止となった「第18回KQA杯」、および2024年5月開催予定の「第18回KQA杯 Re-Boot!(以下、本大会)」において、大会長・問題統括などを務めております。
私は、この世代で最もKQAでの青春を謳歌したプレイヤーでした。
緊張で指が震えて何もできなかった2015年9月の早稲田例会から、運さえも味方につけて有終の美を飾った2020年2月の渋渋渋幕例会まで。
どんなときも競技クイズと共に過ごしてきた私の5年間は、改めて深く語る必要がないほど今も輝いております。
そんな私にとってKQA杯は、私を育ててくれたKQAに恩返しができる場でもありましたが、同時に私の青春の終着点、受験生として心機一転を図るタイミングでもありました。
ですが、到来したパンデミックを前に大会を開催することは困難を極め、高校3年生になってからも開催に向けて奔走いたしましたが、終ぞその願いが叶うことはありませんでした。
以降、ずっと本大会を開くことを夢に見てきましたが、一人ではなかなか踏ん切りがつかず、「いつか開きたい」という気持ちだけを胸に秘めて、細々と準備を重ねる日々を送っておりました。
そんな中、夢に描いてきた本大会の開催を後押ししてくれたのは、他でもない同期の皆です。
※本大会は、2020年より無期限延期状態にあった「第18回KQA杯」を開催するためのものではなく、あくまで「第18回KQA杯 Re-Boot!」という別の大会として、問題やコンセプト等を一新して運営を行っております。
そのため、KQA加盟校のスタッフとして当時の大会に携わっていただいた方も、本大会にはプレイヤーとして参加することが可能です。
私は競技者として一線を退いて久しいですが、KQAの中で育まれ、年月をかけて培ってきたものが完全に失われたわけではありません。
長い間お世話になったKQA、そして競技クイズ界に感謝を込めて、また、当時私たちと共に競技クイズに興じた人々にめいっぱい楽しんでいただけるように、少しでも良い大会にしていきたいと考えております。
それでは、当日に大会会場で皆様にお会いできることを楽しみにしております。
本大会をどうぞよろしくお願いいたします。
前記事に引き続き、スタッフによる挨拶です。
佐々木 善功
早稲田大学文化構想学部新4年の佐々木善功です。
自ら連合長まで務めたKQAという団体には非常に思い入れがあります。コロナ禍の前後という違い、クイズそのものの潮流の変化もあって、今のKQAと我々の世代が知るKQAは大きく様変わりしたものとなっていると思います。ただ、これはネガティブな捉え方をしているということではありません。変化は世の常であり、それぞれの時代にそれぞれのKQAがあってきたのだし、これからもそうあってほしいと思います。
それはそれとして、せっかくこの5人で大会を開く機会があるのですから、我々にとってのクイズとは何か、をベースに考えて問題を作成します。もちろん、この4年の間に我々一人ひとりの価値観は変わりましたので、当時のままとはおそらくいきませんが、「今の」「我々にとって」良いと思えるような問題を提供できればと思います。当日はよろしくお願いいたします。
前記事に引き続き、スタッフによる挨拶です。
斉藤 直利
こんにちは、東京大学経済学部新4年の斉藤直利と申します。
2015年にWHQSに入部してから、KQAは僕の青春そのものでした。もちろん、よい思い出もよくない思い出もありますが、今ではすべて大切なもので、そこで出会った仲間たちはかけがえのない存在です。
クイズ大会にはたくさん参加しました。2015年の開成例会から、2021年3月31日の渋渋渋幕例会まで、KQA例会だけでも40くらいは行ったのではないでしょうか。その中でも特に、第16回KQA杯は最も思い入れのある大会です。大規模な大会で初めての紙抜けを果たし、さらにはSFに進出できたことは、私のクイズ人生において非常に大きな出来事でした。((不)名誉な2つ名も頂戴しました。ありがとうございます。)クイズで涙を流したのは後にも先にもあの時だけだったと思います。
COVID-19の流行で第18回KQA杯が延期が決定し、言いようのない喪失感に襲われる一方で、いつか必ずこの大会を開催するという強い意志が湧き上がりました。我々の怠惰ゆえ4年越しの実現になりましたが、参加してくださる皆様のために、そして私たちの最後の青春のために、努めてまいります。